栗田工業は鋳造から組み立てまで一貫体制システムを持つ、顧客第一主義の「ものづくり」企業です。

鋳造において最も重要な鋳込み方案の決定に、鋳造シミュレーションシステム（※1）を駆使し製品に最適な方案を確実に構築します。

また、溶湯管理には、カウントバック分析装置（※2）を用いリアルタイムな管理を実施しております。

さらに、現場に最適な“生産工程管理システム（※3）”を構築し、よくみられる、生産量や在庫管理に留まっていたシステムとは全く異なる、インテリジェントタイプのシステムであり、木型段取りから、造型、抜型から始まって型バラシまでの全ての工程を管理しています。

機械部におきましては、最先端大型マシニングセンターをはじめ、6パレットターニングセンターなどで昼夜の加工が行われております。

お客様からの高いレベルの加工精度要求にお応えすべく、品質マネジメントシステムに基づき、機械、人、材料、方法の徹底分析を実施し、機械性能プラス、人間の感性を十分に生かした品質管理を実施しております。

お客様との打合せはもちろん、社内での加工計画の打合せ、鋳造部門、組立部門との打合せが迅速に出来るのも、栗田工業ならではの品質づくりのノウハウのひとつです。

製造部は主として、印刷機械の組立をはじめ、各種産業機械の組立を行っております。

組立において最も重要な事は、各部品の精度はもちろん、組立時の細部にわたる確認作業であります。ボルト締め作業などにおける確認作業は、品質マネジメントシステムに基づき、 決められたルールを遵守し、効率よい作業が行われています。

組立の効率、品質を向上させるためにも、お客様との鋳物設計時点からの綿密な打合せ、加工の打合せが不可欠なものになっております。